18号室

得体の知れないナニモノかに
オレは支配されている
得体の知れないナニモノかが
オレにのし掛かっている
得体の知れないナニモノかに支配されているという免罪符
悪いのはオレじゃないんだという逃げ道の拡充

歓喜の渦の中から弾き飛ばされる惨めさ
歓喜の渦は冷酷に微笑む

純真な献身の足下にオレは膝まずき
純真な勇者に唾を吐きかけられても
オレの身体は硬直して動かない

小汚なくこずるい根性を隠すために暗躍する
嘘を塗り重ねた心は
鎧兜よりも重苦しくて脆い

出口は永遠に閉ざされたまま
失意の光が漏れ差し
淀んだ水溜まりに映った醜い心を萎縮させる

得体の知れないナニモノかが
出口に張り付いてオレを見詰める

2015年4月4日 Yasu

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