16号室

三寒四温。
まさに今、この季節のコトだ。
寒い日と暖かい日が続いた後、やがて暖かい本当の春がやって来る。という意味あいだろう。
今は寒くとも、必ず暖かい春の日が訪れるのだから、その日まで今の寒さを耐え忍んでいこう。

明けない夜はない。
これも、意味あいは似たようなモノだろうか。
人間は、自身の歩むその先に不安を抱きながら歩んでいるのだと思う。
だから、何かしらの指標や、もっと曖昧でも『希望の光』的なモノを欲するのだ。
必ず暖かくなる必ず朝が来る、わかっているから、出口が見えているから安心して歩んで行けるのだ。

だが現実はどうなのだろう?
日常的に夜が朝になっても、自身の胸中を巣食う闇に、光の点すトキはやってくるのか?
闇は闇では払うコトができない。
闇を払うコトができるのは、光だけなのだ。ガンジーが語った。
本物の眩い光は、我々に希望をもたらせてくれる。
だが、くすんだ光にオレは足を掬われる。
くすんだ光。
本物の光ではない。
夜が朝になったトコロで、自身の心は決して晴れるコトがないのだ。
朝日さえ淀んで見える。
見えないナニかに、アタマを押さえつけられている。
心が荒んでいる。
自身で自身を、追い込んでいく。
そんな闇を突き破ってくれる本物の眩い光が万人の頭上に降り注がれるコトを、今日も願いながら、くすんだ日射しを浴びている。

2015年3月18日 Yasu

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