1号室

奇形児の結成は1982年晩秋。
単純に結成からの年月を数えるならば、結成から32年経ったコトになる。
くれぐれも、断っておくけれど、32年間ノンストップで突っ走ってきたわけではないので、32年間をどうこう言う気はない。
以前、ヒロシ君と話したことがあったけど、オレは解散のトキの状況をまったく覚えていない。
83年の12月に、渋谷の屋根裏で解散GIGをやっているし、84年の正月には実家に戻っているから、解散GIGの前後には既に話しはついていたのだろう。
2008の8月に、チェルシーの日に出演してから6年が過ぎた。
振り返ってみれば、オリジナルメンバーはオレとヒロシ君の二人きりになってしまった。
幾度かのメンバーチェンジの後、2010年にファーストアルバムをリリースしたトキ、『あんなモノはパンクじゃない』といった声もあった。
その後またメンバーチェンジをして、2014年の8月にセカンドアルバムをリリースした。
奇形児がパンクか否かには、メンバーは無頓着だ。
表面的なコトは、各々が判断してくれればいい。
奇形児は他のバンドと同じようにロックバンドとして、良い曲をつくり良いLiveをしていきたいだけなのだ。
オレの個人的な想いだが、奇形児はここにきて、本格的にバンドとしての第二章をスタートさせたような気がする。
そんなバンドのメンバーの一人として、徒然に語っていきたいと思う。

2014年11月19日 Yasu

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