2014年11月29日発売(予定)のセルフカバーアルバム『RebornOrHell?』
フェイスブックでも若干触れたのだけど、聴いてくれるヒトによってこの作品に対する評価は、随分変わってくるのではないか?
83年当時の音源をコヨナク愛してくれているヒトは、多分、音源そのモノに加えて、音源を聴いたトキの自分の感情をも愛しているのだろう。
音質もザワついていたが、ソレを聴いた自分自身の気持ちこそが、何よりもザワついていたのだ。
そのザワつきは30年を過ぎた今でも、各々の心のヒダに引っ掛かっていて、時としてフラッシュバックを起こすのだろう。
そのようなヒトにとっての奇形児は、やはりアノADKからの音源に他ならないのだろう。
『RebornOrHell?』は、そのようなヒト達の心をザワつかせることは、出来ないかもしれない。
なぜなら、そのヒト逹は16才でも17才でもなく、40代も半をすぎた大人になってしまったのだから…
16才のトキに受けた衝撃を、大切な宝物のように持ち続けている純な大人達にとって、『RebornOrHell?』は、単なる二番煎じでしかないのかもしれない。
しかしオレは『RebornOrHell?』が、21世紀にいきる若者達の心をザワつかせるコトが出来るコトを願っている。
そして、80年代を駆け抜けてきた永遠のロック少年・少女達の心の中に、再びオレ達の音楽が息づくコトを信じてやまない。
2014年11月21日 Yasu